はじめてのお通夜

2019年04月30日

葬儀のときではなくてもできるお供え

知っている人が亡くなり葬儀に参列する場合、お香典だけでなくお供えも持参したいと考える人は多いようです。亡くなった人が親しかったらなおさらその気持ちは強いかもしれません。生前好きだったものやお花など親しかったからこそ知っているものがあればよりその気持ちは強くなるでしょう。

ただ、お供えは地域や宗教によって異なることが多いため注意も必要だということも知っておきましょう。基本的には仏式なら果物や缶詰などの食べるものやお線香などで持参も可能ですが、地域の習慣を考えれば業者にたのむほうが無難です。

神式の場合は果物やお酒などでお焼香はないのでお線香は必要ありません。キリスト教では生花以外のしきたりはないそうです。以上のようにお供えにもある程度のきまりがあり、地域や習慣も関係してきます。いくら故人に対する気持ちがあって贈りたいものがあっても、その希望をかなえることができないこともあります。

ですから、視点を変えてみることも必要かもしれません。親しかった関係であれば、葬儀が終わった後にもお参りに行くことがあるのではないでしょうか。その時に遺族と一緒に故人を偲ぶためのものを持参するというのも立派な供養だと言えるのではないでしょうか。

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